2011年5月28日土曜日

名古屋市内の中古寫眞機店


東京や大阪に比べるとお店の数は少ないものの、名古屋にも素敵な中古カメラ屋さんがたくさんあります。行ったことのないところもまだまだありますが、知っているかぎりのお店をリストアップしてみました。詳しい情報は各お店のサイトをご覧ください。

五十音順


より大きな地図で 名古屋市内の中古カメラ屋さん を表示

Sente内の日本語PDFでテキスト選択ができない問題とその対応策


SenteはPDFに注釈を記入することが可能ですが、OCRされたものであれば文章を選択して選択箇所に直接コメントを書き込むことができたり(下図)、引用してコメントを残すことができます。論文の記述箇所と自分のコメントをリンクさせることができるので非常に便利な機能です。しかし、日本語論文の場合は文章を選択できない問題が起こることがしばしば。Senteに入っている論文をPreviewで開くと普通に選択できるのにSente上ではうまくいかないので、Senteの日本語の扱いが問題ですね。

Watson, J. D. & Crick, F. H. C. Molecular structure of nucleic acids. Nature 171, 737-738 (1953).

Senteのサポートフォーラムで同じ問題を質問している方がいましたので、僕の環境だけってことではなさそうです。
Sente Desktop: Compatibility Issue with Japanese PDFs
日本語というか、asian text?については互換性の問題があるみたいですね。着実にアップデートを重ねているSenteですから、しばらくすれば解消されると信じております。

さてさて、そんな状況なのですでに文字認識された論文についてはSenteのアップデートを待つしか無いのですが、これから日本語論文をOCRしてSenteに追加したいと思っている方へ(いるのかな?)、ちょっとした解決策をお教えします。それは、OCRにAdobeのAcrobat Proを使う、たったこれだけです。僕が今までにスキャンした日本語論文はすべてScanSnapに付属のソフトでOCRをかけていましたが、たまたまAcrobatで試したところなぜか問題なくSente上で文字選択が可能となりました。OCRの技術的な知識は皆無なので詳しくはわかりませんが、高いお金を出してAcrobatを買って良かったとしみじみ感じております。

文字認識されていない日本語論文がすでにSente内にある場合でも、一度別の場所にPDFを保存してAcrobatでOCR後にSenteに戻せばOKです。Sente側の問題が解消されるまではひとまずこの方法でしのごうと思います。

環境
Mac OS 10.6.7
Sente 6.2.11
Acrobat Pro 9.4.4

2011年5月26日木曜日

MacBook Proのプロジェクタ出力不具合の真犯人

左: Apple, 右: PLANEX

以前このブログで、MacBook Pro (Early 2011)をプロジェクタへ出力する際のトラブルがソフトウェア・アップデートで解消されたという内容を書きました。

グラフィックス関連のアップデートでMacBook Pro (Early 2011) のプロジェクタ出力が安定したかも

しかし、実際にはその後も同様の問題に悩まされていました。Keynoteでスライドショーを開始して10分ぐらい経過すると突然外部出力が切れる、という症状です。こうなると、次に疑うべきはプロジェクタへの接続方法。というのも、僕が使用しているプロジェクタへのVGA変換ケーブルは、PLANEXのMini Displayport ->VGA端子変換アダプタ(PL-MDPVG01)で、Apple純正の商品ではありません。サードパーティー製ということで少し不安があったのですが、普段から同社のMini Displayport ->DVI端子変換アダプタ(PL-MDPDV01)を使用して外付けディスプレイに出力していたので、問題は無いと思っていたんですが。

純正のApple Mini DisplayPort − VGA アダプタを購入して試したところ、あっさり問題解決してしまいました。60分以上Keynoteを使い続けましたが、不具合は全く発生しませんでした。これでようやく安心してKeynoteを使うことができますな。

ちなみに、PLANEXのこのアダプタはAmazonのレビューでも、同様?の症状が報告されています。やっぱり、純正品のほうが安心なんですかね。もう少し安くしてくれれば、わざわざサードパーティーの製品を買うことも無いんですけどね。

2011年5月21日土曜日

ニュートンリングと謎の数字


研究の関係で名工大へ行ってきました。名工大出身の同僚から、ニュートンリングとそこに書かれている数字をチェックしてくるようにとのお達しを受けていたのですが、なかなか面白い発見ができました。

ニュートンリングとは、大学の正門を入ってすぐの前庭に存在する白い円形のオブジェで、その上を歩くことができるようになっている(冒頭画像の中央)。正式名がニュートンリングと言うのかは定かではないが、一周すると留年するとかしないとか、恐ろしい噂が存在するらしい。

このニュートンリングとその周辺には、以下のような謎の数字が書き込まれている。全部で4カ所存在し、それぞれ1から始まる8桁の数字。

  • 16421727
  • 15961650
  • 14521519
  • 15641642

同僚にはこの数字の謎を解いてこいと言われていたので謎解きを楽しみたかったのですが、答えはあっさり判明しちゃいました。だって、堂々と説明文が掲示してあるんだから!


要するに、8桁の数字の最初の4桁が生誕年、後半の4桁が没年を表しているわけです。レオナルド・ダ・ヴィンチ, ガリレオ・ガリレイ, アイザック・ニュートン, ルネ・デカルトという人選がなかなか面白いですね。

Sir Isaac Newton
René Descartes
Leonardo da Vinci
Galileo Galilei

ところで、彼らの生きた時代はユリウス暦からグレゴリオ暦への西暦の改訂が行われた時期にあたります。グレゴリオ暦は当時のローマ教皇グレゴリウス3世によって1582年に制定された暦であるため、ガリレオは生誕年(1564)と没年(1642)の歴法が異なることになります。それぞれの暦に統一して記載すると、

  • ユリウス暦 1564年2月15日 - 1641年12月29日
  • グレゴリオ暦 1564年2月25日 - 1642年1月8日

となります。制定当時は、グレゴリオ暦はユリウス暦よりも10日進んでいたので、没年は1641年ではなく1642年になるというわけです。天文学の父と称される彼の生涯が、歴法の転換点に位置づけられるのは興味深いですね。

もう一つ面白いのは、ニュートンの生没年(1642-1727)。ニュートンが生まれたときにはグレゴリオ暦が制定されてから実に60年が経過していますが、実はこの生没年はユリウス歴によるもの。この時期は二つの暦の間に11日の差があることから、1642年(12月25日)-1727年(3月20日)をグレゴリオ暦へ変換すると1643(1月4日)-1727(3月31日)年となり、生誕年が1年ずれることになります。

  • ユリウス暦 1642年12月25日 - 1727年3月20日
  • グレゴリオ暦 1643年1月4日 - 1727年3月31日

当時のイングランドでは依然としてユリウス暦が使われていて、グレゴリオ暦へ移行したのは新暦の制定から170年後の1752年ですから、ニュートンの存命中はユリウス暦が使われていたことになります。こうした理由から、ニュートンの生没年はユリウス暦で表記することになっているわけですね。

今ではほとんどの国が採用しているグレゴリオ歴ですが、その普及にはかなりの年月を要したんですね。

2011年5月17日火曜日

グラフィックス関連のアップデートでMacBook Pro (Early 2011) のプロジェクタ出力が安定したかも

The Show is On
Photo by zedworks

現在僕がメインで使っているMacは、2011年の2月に発売されたMacBook Pro (Early 2011) の15インチ。これまで使用していたのがMacBook (Late 2007) の13.3インチだったので、総合的には非常に満足感が高い。

ただ、一点だけ不満を挙げるとすれば、それはプロジェクタ出力時の不安定さ。Keynoteをプロジェクタに出力してプレゼンを行っていると、時々接続が切れるような症状にみまわれる。それでも我慢して続けていると、今度は完全にプロジェクタへの外部出力が途切れてしまう。仕事の都合上、Keynoteでのプレゼンを毎週行う必要があるので、この問題はかなり致命的。やむなく、古いMacBookをプレゼン専用機として使用していたんですが、先日公開されたMacBook Proのソフトウェア・アップデート 1.4とEFI ファームウェア・アップデート 2.1をインストールした結果、この問題はどうやら解決された模様です。

このアップデートを適用すると、グラフィックスの安定性が向上し、外部ディスプレイのサポートおよび 3D のパフォーマンスに関する問題が修正され、Thunderbolt デバイスのサポートが向上します。


このアップデートには、Boot Camp の Turbo Mode に関する問題を解決し、グラフィックスおよび Thunderbolt のパフォーマンスおよび安定性が向上する修正が含まれます。
MacBook Pro EFI アップデートにより、お使いのノートブック型コンピュータの EFI ファームウェアがアップデートされます。コンピュータの電源コードが接続され、電力が供給されているコンセントに差し込まれている必要があります。MacBook Pro が再起動すると、グレイの画面にアップデートの進行状況を示すステータスバーが表示されます。アップデートが完了するまで数分かかります。アップデート中は、MacBook Pro で別の操作をしたり、電源を切ったりしないでください。

どちらもグラフィックスおよびThunderboltの安定性に関するアップデートのようです。インストールを終えた後、MacBook Proをプロジェクタに接続してKeynoteを試してみましたが、以前のように接続が切れるような問題は無くなりました。僕の環境だけなのかもしれませんが、これでようやくMacBook Proをフル活用できるようになりました。とりあえずは一安心。

2011年5月14日土曜日

待望のコウジヤオリジナル革ストラップがついに届いた


コウジヤさんで注文していたカメラストラップが届きました。この商品は、コウジヤオリジナルの商品で、僕が購入したのは試作品の第2号です。お店のブログで紹介されていますが、コンセプトがすばらしい!

吊り環付近の長さ調節機構が邪魔、肩当ても邪魔、もっとシンプルな革ストラップが欲しい!という、マニアさまが多数いらっしゃいました。M3時代の純正ストラップみたいなのが良い。わたくしも個人的に、仰々しいストラップの類が大キライでして…激しく同意して~~(笑) オリジナルのストラップを知り合いの革職人さんに作ってもらうように頼んでいたのですね。

確かに、最近売られているのは無駄に高機能?ですよね。それに対してコウジヤさんのストラップは、細い革だけの極めてシンプルな作りです。肩当ても滑り止めも無く、長さ調節すらできません。また、試作品第2号は幅が12mm、長さ1mと少し長めの作りです。たすきがけをすることが多い僕としては、シンプルさだけでなくゆったりとした長さも気に入った点の一つです。

同じような商品としてはマップカメラレザーストラップLS-2000があります。幅が11mmで見た目はすっきりしていて好印象なんですが、長さはの調節機構が付いているのが難点です。長さ調節なんて最初の1回しかやらないと思うんだけどな。

思い切りの良さに惚れて購入したコウジヤさんのストラップ、Zeiss Ikonに付けることにしました。純正のストラップが気に入らなかったので最近はストラップを付けずに使っていましたが、いいストラップが付くとよりいっそうカメラに愛着がわきますね。



2011/05/12現在、試作品は第3号にバージョンアップして、カシメの色と形状が若干変更になったようです。少しずつ改良を重ねて、早く完成品が販売されるといいですね




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2011年5月5日木曜日

霧箱を作ってHD動画を撮ってみた

ウィルソンの霧箱といえば、普段は目に見えない放射線を可視化することのできる装置です。特殊な材料が無くても自作できるようなので、暇をみつけてDIYしてみました。そんでもって霧箱内の様子を動画として撮影し、Vimeoにアップした次第です。


Cloud chamber from momo on Vimeo.

霧箱の動画はすでに多くの人がアップしてるんですが、高画質なものに限るとほとんど見当たりません。今回は、EOS Kiss X4とEF 50mm f/1.8 II、そしてKenkoの接写リング12mmという機材でHD動画を撮影したんですが、明るさが足りないためにどうしてもノイズの目立つ動画になってしまいました。飛跡自体は綺麗に映ってるんですけどね。

ちなみに、霧箱の作り方は名大F研のウェブサイトを参考にしました。エタノールを染み込ませる量やドライアイスの砕き方など、細かなテクニックが紹介されています。霧箱制作を試してみたい方にはオススメのサイトです。

--追記
線源としてランタンのマントルを利用する方法があるようですが、今回は使用していません。動画に映っているのはすべて自然放射線です。

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