2011年7月3日日曜日

フェルメールとレーウェンフック

Jan Vermeer van Delft 009
地理学者

豊田市美術館で開催中のフェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展。タイトルの通り、今回の展示の目玉は地理学者(The Geographer)です。微生物学の父、レーウェンフックがモデルと噂されるこの絵が観たくて、豊田市まで行って参りました。

地理学者はフェルメールの作品の中で単身男性を描いた数少ない作品として知られています。同様に男性モデルの描かれた天文学者とは絵の寸法がほぼ等しいことから対になる作品とされていますが、この両者のモデルがこそがフェルメールと同時代を生きたアントニ・ファン・レーウェンフックと言われています。

microscope
レーウェンフックの顕微鏡(復元)

ところで、この展覧会のグッズ売り場の片隅で、アートパズルなるフェルメールの絵をジグゾーパズルにした300円のガチャガチャを見つけました。幸運なことに、僕の購入したものは天文学者のパズルでした。この絵はルーブル美術館に収蔵されていて今回の展覧会に出展されていなかったので、レーウェンフック好きには嬉しい商品です。

アートパズル

組み立て中

完成(中央部)

VERMEER - El astrónomo (Museo del Louvre, 1688)
天文学者

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