まずは、レンズへのアダプトール装着。レンズマウント部とアダプトールの緑色のマウント指標を合わせて押し込む。ガチっと音がしてロックされるまで、アダプトールを時計回りに回転。
タムロンのレンズ指標はグリーン |
ロックが完全であれば、レンズ側に付いた銀色のリリースボタンが上がる。
左: ロック前 右:ロック後のリリースボタン |
装着後、下の写真のようにカップリングキーがマッチングスロットに入っていない場合は、カップリングキーをスライドしてスロットに収める。Canon FD用のアダプトールは、カップリングキーが2つあるので注意する。
カップリングキーとマッチングスロットが合わさっていない状態 |
あとは、アダプトールとカメラマウント部の赤色の指標を合わせてカメラボディーに装着するだけ。丁寧に書いたけど、あんまり気にしなくても、ガチャガチャいじくってれば誰でも装着できると思います。
アダプトール2を介してCanon EFに装着した90mm F2.5 |
アダプトールをレンズから外す際は、前述のリリースボタンを押しながら半時計回りに回転させるだけ。マニュアルには、FDレンズの場合は絞りリングをAEポジションにセットしてから外すと書いてありますが、セットしてなくても外せます。AEを使うことはまず無いので、たぶん大丈夫でしょう。
タムロンの交換マウントシステムには古い順に
- Tマウント
- アダプトマチックマウント
- アダプトール
- アダプトール2
AFまで制御可能なアダプタの実現は難しいとは思いますが、手振れ補正もAFも無いモデルを販売するCosina&Carl Zeiss, Voigtländerのように、こだわりある高級志向のレンズであればMFでも需要は高いはず。銘玉として讃えられるMFレンズを出していたタムロンには、再度MFレンズ市場に参入してもらいたいものです。
参考文献
飯田鉄(2006)グッバイ!タムロン交換マウントレンズシステム, 日本カメラ2006年10月号, 150-152
0 件のコメント:
コメントを投稿