Gare Saint Lazare, 1932 |
究極の現代スナップ写真とも称されるGoogle Street viewですが、過去の偉人達によるスナップ写真の撮影場所もしっかり押さえているところは流石です。PetaPixelの"A Glimpse Behind the Gare St. Lazare in Google Street View"という記事で、20世紀を代表する写真家、Henri Cartier-Bresson(HCB)の撮影スポットが紹介されていました。冒頭の画像は、この記事を参考にしてHCBの代表作である「サン・ラザール駅裏」とGoogle Street View Carによって撮影された写真を合成してみたものです。構図やパースペクティブの違いからピッタリと重ねることは難しいんですが、背景の建物が同一の場所であることを教えてくれます。
また、上述の記事のコメント欄では、彫刻家Alberto Giacomettiを捉えた写真についてもその撮影場所が紹介されています。合成してみると、Giacomettiの向かいに現代人の姿が。これは楽しい。
Alberto Giacometti, 1961 |
さらに、HCBと同じフランス人写真家Robert Doisneauの代表作、「パリ市庁舎前のキス」をGoogleの作品と合成したものが下の写真。原作では市庁舎がほとんど写っていませんが、Google作品ではその全景を知ることができます。
Le Baiser de l'hôtel de ville, 1950 |
歴史的な写真が撮られた場所、一度は実際に訪れてみたいものですね。
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