2013年11月7日木曜日

Wordpress.3.7でエラー表示される多言語化プラグインqTranslateの編集

Wordpressを3.7にアップデートして以来、多言語化プラグインqTranslateの影響でダッシュボードに以下のようなエラーメッセージが表示されるようになりました。
The qTranslate Editor has disabled itself because it hasn't been tested with your Wordpress version yet. This is done to prevent Wordpress from malfunctioning. You can reenable it by clicking here (may cause data loss! Use at own risk!). To remove this message permanently, please update qTranslate to the corresponding version.
Wordpress3.7では動作未確認なようで、肝心の投稿画面では多言語投稿ができなくなっていました。


Wordpress.orgのフォーラムを探ると、同様の問題が報告されていました。ちゃんと解決方法も載っています。ありがたいことです。
[resolved] qtranslate don't work on WP 3.7 (12 posts)
解決法は非常に簡単で、プラグインファイルの内容をちょこっと書き換えるだけ。まず、ダッシュボードからインストール済みプラグインのページへ移動。自分がインストールしているプラグイン一覧からqTranslateをみつけて、編集ページに移動する。qtranslate/qtranslate.phpというファイルの編集画面になっているので、ここで

define('QT_SUPPORTED_WP_VERSION', 'x.x.x');

という箇所をみつけて、x.x.xとなっているところを現在しようしているバージョンへ書き換える。あとは「ファイルを更新」ボタンを押すだけ。非常に簡単でした。これだけでエラーメッセージが消えて、投稿画面でも多言語投稿機能が復活。


Wordpressビギナーにとって、フォーラムは命綱のような存在でございます。

2013年9月16日月曜日

TAMRON Adaptall 2 for Canon FD mount

使わなくなったということで、TAMRON 90mm F2.5 model 52BBとAdaptall 2(Canon FD用)を知人から譲ってもらいました。初TAMRONレンズ、初Adaptallということで、cameramanuals.orgで公開されている説明書をもとに、使い方の覚書。


まずは、レンズへのアダプトール装着。レンズマウント部とアダプトールの緑色のマウント指標を合わせて押し込む。ガチっと音がしてロックされるまで、アダプトールを時計回りに回転。

タムロンのレンズ指標はグリーン

ロックが完全であれば、レンズ側に付いた銀色のリリースボタンが上がる。

左: ロック前 右:ロック後のリリースボタン

装着後、下の写真のようにカップリングキーがマッチングスロットに入っていない場合は、カップリングキーをスライドしてスロットに収める。Canon FD用のアダプトールは、カップリングキーが2つあるので注意する。

カップリングキーとマッチングスロットが合わさっていない状態

あとは、アダプトールとカメラマウント部の赤色の指標を合わせてカメラボディーに装着するだけ。丁寧に書いたけど、あんまり気にしなくても、ガチャガチャいじくってれば誰でも装着できると思います。

アダプトール2を介してCanon EFに装着した90mm F2.5

アダプトールをレンズから外す際は、前述のリリースボタンを押しながら半時計回りに回転させるだけ。マニュアルには、FDレンズの場合は絞りリングをAEポジションにセットしてから外すと書いてありますが、セットしてなくても外せます。AEを使うことはまず無いので、たぶん大丈夫でしょう。

タムロンの交換マウントシステムには古い順に
  • Tマウント
  • アダプトマチックマウント
  • アダプトール
  • アダプトール2
の4種類が存在していました。Tマウントは絞り制御無し(プリセット絞り)、アダプトマチックは自動絞り対応、アダプトールは自動絞りと露出計に連動、そしてアダプトール2は開放F値設定の対応とAEポジションが追加されたモデル。これらはすべてタムロンのMFレンズ用に用意されレンズアダプタ。昨今のMFレンズの市場規模縮小からか、2006年にタムロンはMFレンズとアダプトール2の販売を終了しています(日本カメラ2006年10月号)。

AFまで制御可能なアダプタの実現は難しいとは思いますが、手振れ補正もAFも無いモデルを販売するCosina&Carl Zeiss, Voigtländerのように、こだわりある高級志向のレンズであればMFでも需要は高いはず。銘玉として讃えられるMFレンズを出していたタムロンには、再度MFレンズ市場に参入してもらいたいものです。

参考文献
飯田鉄(2006)グッバイ!タムロン交換マウントレンズシステム, 日本カメラ2006年10月号, 150-152

2013年9月12日木曜日

Zinioのブログ埋め込み表示テスト

Zinioのウィジット埋め込みテスト。サイズは大と小の2種類を選択可能。Webで閲覧するかZinio Readerを利用することでウィジット用のコードを取得できる。


実際に埋め込むと、こんな感じ。

2013年9月5日木曜日

Firefox拡張機能Delicious Bookmarksでログインできない問題への対策

昨今のリリースサイクルに追いつけないのか、FirefoxのAdd-onsであるDelicious Bookmarksでログインができない問題が生じております。長らく放置してましたが、Add-onsのレビュー内で解決法を発見。

Login doesn't work (and Workaround)

The "normal" login of the plugin doesn't work anymore (v.2.3.4).
But you can login manually:
- First: logout of delicious.com
- Second: login again on the old delicious page: https://previous.delicious.com/login
I hope it helps.

with friendly regards,
harald
deliciousのサイトで一度ログアウトした後に、旧deliciousサイトで再度ログインするというもの。この操作をしただけで、ログイン情報が拡張機能のDelicious Bookmarksに自動的に反映されます。

公式iOSアプリもリリースされたことだし、Add-onsのバージョンアップも期待したいところですが、この問題はdeliciousが旧サイトを残していることに起因してるんですかね。

--------------------
Firefox 23.0.1
Delicious Bookmarks 2.3.4
OS X 10.8.4

2013年9月4日水曜日

Vimeoを利用して.wmvを.mp4へ変換


専用ソフトを使わずにオンラインでWMVからMP4へ動画変換を行う方法。

動画編集のために他人から動画データをもらう際、拡張子が.wmvであることが多々ある。Macで動画編集をしたくても、iMovieでWMVは扱えない。そこで、"wmv mp4 convert" だったり、 "wmv imovie" などのキーワードでググることになる。動画変換ソフトの無料版を利用する方法がポピュラーなようですが、今回はVimeoを利用した変換方法を紹介。

WMVをVimeoにアップロード
VimeoはYouTubeのような動画共有サービス。無料のアカウントでもHD動画をアップロード可能です。まずは、VimeoにアクセスしてMP4に変換したいWMVの動画ファイルをアップロード。

Vimeo.comの動画アップロード画面

アップロード後、動画の再生ページに表示されるDownloadボタンを押すと、ダウンロード可能なファイルフォーマット一覧が表示される(アップロードしてからダウンロード可能になるまでしばらく時間がかかります)。

Downloadボタンをクリック


MP4ファイルをダウンロード

今回の動画では、
  • Mobile .MP4 file (426x320)
  • HD .MP4 file (1440x1080)
  • SD .MP4 file (640x480)
  • Original .WMV file (1440x1080)
という4種類の形式でダウンロードが可能でした。ここでHD .MP4 fileを選択してダウンロードするだけで、WMVをMP4フォーマットのデータとして入手することができます。僕は有料会員(Vimeo Plus)なので、無料ユーザーだと上記画面と多少違うかもしれませんが、MP4ファイルのダウンロードは可能です。

この方法は、変換のための専用ソフトを使用せず、ウェブブラウザだけで作業を完了させることが可能です。動画関連の無料ツールはWindows用のみという状況が多いので、OSに依存しないこの方法はなかなか便利なんじゃないかと。

今回はVimeoを使った変換方法でしたが、Youtubeでもアップロード済み動画に「MP4でダウンロード」というメニューが存在するので同様のことができると思います。画質的な問題については全く検証してませんが、お手軽にWMVをMP4に変換したいという場合にはおすすめの方法です。

feedly on FluidのGoogle認証と未読表示


2ヶ月ほど前の話しになりますが、feedlyFluidで動かす方法が紹介されていました。方法といっても、FluidにURL入れるだけですが。
Create your own feedly Mac app using Fluid | Building Feedly
当初は、起動するたびGoogleの認証画面が出る、未読数バッジが表示されないというコメントが多かったので僕は使ってなかったんですが、
Updated on July 12. With version 16.0.556 of feedly, we improve the fluid integration so that 1) the login session is persistent across restart (even with the basic fluid version) and 2) there is a badge with the unread count which gets updates every 30 minutes.
という追記が。毎回の認証作業が無くなり、未読数表示のバッジ機能が付きましたよ、というお知らせ。もっと早くにチェックしていれば良かった。


未読バッジの付いたDock内のfeedlyアイコンを見るとニヤニヤしちゃいます。feedlyのMac用クライアントはいくつかあるみたいですが、どれがいいのか探すのが面倒な人はFluidで問題ないでしょう。

FTPとphpMyAdminによるWordpressのバックアップ

記録的かは不明ですが、猛烈な大雨(@名古屋市)のせいで帰宅できないので、久しぶりにブログを書いてみました。

ロリポップ騒動で不安を感じ、運用しているWordpressサイトのバックアップをした際の覚書。バックアップ用のプラグインはいろんなところで紹介されてますが、今回は以下のサイトを参考にFTPクライアントとphpMyAdminを使用。
WordPressのバックアップの作り方 | たなブログ WordPress入門講座

Cyberduckでダウンロード
FTPクライアントにはCyberduck(4.3.1)を使用し、サーバーに接続してwww以下のファイルのダウンロードを試みる。しかし、何度トライしてもダウンロードに失敗。「非セキュアなFTP接続」を「FTP-SSL」に切り替えたことが問題とみて、「非セキュアなFTP接続」のままダウンロードしたらうまくいった。

phpMyAdminでエクスポート
今までphpMyAdminにログインするためのユーザ名やパスワードが不明だったけど、wp-config.phpに記載されていたことを知る。参考サイトと同様、さくらインターネットのレンタルサーバーを利用しているので、作業内容はまるまる同じでした。

そんなにめんどい作業では無いので、月に一回ぐらいはこの方法でバックアップしていけばいいのかと。

つまらない記事になったので、最近撮った写真を一枚。

保存状態の良いゴキブリ化石(豊橋市自然史博物館)

ありゃりゃ、名古屋市全域に避難準備情報が発表されたようです。

2013年6月19日水曜日

鳥川のホタル撮影第2弾&飛翔数推移グラフ


先日に引き続き、月曜日(2013年6月17日)にも鳥川でホタルを撮影してきました。今回は比較明を使わずに、一発撮りのものだけを公開。ホタルの撮影には、かなりの下準備と経験が必要だということが、身にしみてわかりました。

鳥川ホタルの里ほたる情報で公表されてるホタルの飛翔数をみると、今週が2013年のピークのようです(以下グラフ)。見に行く予定の方はお早めに。


2013年6月16日日曜日

岡崎市鳥川でホタルを撮影


愛知県岡崎市の鳥川(とっかわ)という場所でゲンジボタルが沢山飛んでるという話を聞きつけ、さっそく鑑賞というか撮影に行ってきました。


撮影日(2013年6月15日)は小雨が降り続いていましたが、19:00頃には雨がやんでホタル狩り日和な天候に。小川や水路の付近をホタルが舞う姿を観ることができました。ただ、ここはかなり有名なスポットらしく、土曜日ということもあって車や人の往来が激しすぎて、ホタル狩の情緒は全く味わえませんでした(下写真)。


人ごみを避けつつ三脚をセットし、ISO400-800, F4, SS30sぐらいの写真を沢山撮影。帰宅してからコンポジット(比較明)したものが冒頭写真です。 初めてにしては割と綺麗に仕上がったかと。デジタルって素晴らしいね。

田んぼの土手沿いでは、アジサイが見頃をむかえていました。雨に濡れたアジサイはなぜ美しいんでしょうか。


この二日後にも撮影に行ってきました。

2013年5月18日土曜日

篠島でのウミホタル観察と採集の記録(2013年春)

砂浜で発光するウミホタル

4月の話になりますが、ウミホタルVargula hilgendorfii)の観測・採集を目的として2度ほど篠島まで行ってきました。ウミホタルは体長約2mm、二枚貝のような形状をしていますが、甲殻類に属する発光生物です。黄色く光る陸の蛍とは異なり、鮮やかな青色の発光が特徴的です。そんなウミホタルの観察と採集の記録です。

今回のフィールドとなった篠島は、三河湾に浮かぶ小島。ちょうど知多半島南端と渥美半島南端の間に位置します。半日もあれば一周できてしまうほどの小さな島ですが、漁業が盛んで愛知県随一の漁船保有数だそうです。島の東側には前浜(ないば)という全長800mの美しい砂浜が広がっていて、ここでウミホタルを観察することができました。

前浜海岸全景

ウミホタルは夜行性の生物。日中は砂の中に隠れていて、夜になると海中へ泳ぎ出てきます。宿のおばちゃんに、ウミホタル見るなら21時以降が良いという情報をもらっていたので、食事と風呂を済ませてから夜の海岸へ。浜を歩いてみましたが、稀に海面で微かな青い光が見れた程度で、海面にも砂浜にもウミホタルはほとんど見つかりませんでした。そんな中、ウミホタルの観察を行っている地元の方を発見。罠を仕掛けてウミホタルを採集していたようで、集めたウミホタルを浜辺に撒き、発光する様子を見せてもらいました。以下の動画はその時撮影したものです。ウミホタルは、体内で合成したルシフェリンとルシフェラーゼを体外に放出し、海水中の酸素とこれらが反応することで発光しますが、動画の中でもルシフェリンやルシフェラーゼが放出されている様子を確認することができます。いやはや、これは美しい。

SEA_FIREFLY from momo on Vimeo.

この時は観察がメインだったので、採集を目的として2度目の訪問。やはり海面や砂浜では見つからなかったので罠を仕掛けることに。宿の方に頂いた魚のアラをビンに入れ、穴を開けたフタをしたものをトラップとしました。海に沈めて待つ事10分。下の動画でわかりますが、驚くほど大量のウミホタルがエサに食いついていました。美しい発光に注目が集まるウミホタルですが、その実態は海のスカベンジャー(腐肉食)。なかなか見れないウミホタルの生態を観察することができました。

flying sea-firefly from momo on Vimeo.

採集したウミホタルの一部はペットボトルに詰めて持ち帰ることに。砂を敷き詰めた20cmほどの水槽で人工海水を使って飼育しています。濾過装置は付けずエアレーションのみ、エサは乾燥アカムシを週に1・2回ほど。飼育開始後1月以上経過しましたが、成体に混じって卵から孵化した幼体も水槽中で元気に遊泳中。

死んだウミホタルでも、乾燥保管していれば潰して水を加えることで発光させることが可能。乾燥重量1g以下のウミホタルが約5,000円で販売されていますが、繁殖に成功すればお金をかけずにいつでもウミホタルの発光を楽しむことができます。当面の課題は、夏や冬の水温管理でしょうか。

2013年2月16日土曜日

あおなみ線SL運行初日(16日)の撮影


前回はSL試運転の様子をアップしましたが、今回は本番編。 ささしまの会場は思ったほどの混雑はなく、難なくカメラをかまえることができました。ただ、鉄道の写真ってのは難しいですね。気軽にスナップを撮るのとは大違いで、構図やタイミングを事前に計算してから撮影しないといけないので精神的にくたびれます。

そして、カメラにも大きな問題が。今回もEOS Kiss X5にOM Zuiko AUTO-T 4/200で撮影したんですが、パープルフリンジが酷い(上の写真では電線で顕著に出てます)。Photoshopなんかで簡単に消せる方法があるんでしょうか。時間があれば調べてみよう。



2013年2月14日木曜日

あおなみ線SL試運転の様子

名古屋駅に向かって牽引されている様子

名古屋駅から金城ふ頭までを結ぶあおなみ線にSLを走らせるというイベントが2013年の2月16日と17日に開催されます。今日はこのイベントに先立つSLの試運転が行われているようで、幸運にもその様子を撮影することができました。撮影場所はささしまライブ駅周辺。すでに結構な人数のカメラマンさん達いましたから、当日はすごいことになりそうです。 

車両はC56形160号機というらしい。なんのことやらさっぱりですが、名古屋の街中を蒸気機関車が走る光景には鉄道ファンならずとも心躍りますね。当日はもっと本腰入れて撮影せねば。



写真はOM Zuiko AUTO-T 4/200をEOS Kiss X5に装着して撮影したものです。

2013年1月30日水曜日

アデニン, グアニン, チミン, シトシンがぬいぐるみになりました


KickstarterでBiochemies DNA Molecule Plush Dollsというプロジェクトがありました。DNAを構成する4種類の塩基を可愛いぬいぐるみにするというもの。面白半分で出資していたんですが、無事目標金額を達成したらしく本当に商品が送られてきました(2012年の4月のお話です)。


DNAを構成する塩基は、
  • アデニン(adenine: A)
  • チミン(thymine: T)
  • グアニン(guanine: G)
  • シトシン(cytosine: C)
の4種類ですが、AはTと、GはCと水素結合するという相補的な関係があります。また、AとTが2本、GとCは3本の水素結合を形成します。今回のぬいぐるみでは、塩基同士の水素結合をマグネットで再現。例えば、Aには2つの、Gには3つのマグネットが組み込まれています。 ぬいぐるみをくっつけたり離したりしながら塩基対のお勉強ができるステキなグッズです。

アデニンとチミン

グアニンとシトシン

裏側には塩基のイニシャル

同じデザインのシールもついてきました

現在はThinkGeekにて販売中。送料が高くつきそうだし、シンプルな商品の割に$29.99となかなかなお値段です。興味ある方はどうぞ。

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