なんとなく存在は知っていたけどこれまで使ってこなかったciteulike。BibDeskの設定でちょっと行き詰まったことがあったので、気晴らしに初アクセスしてみました。
まずはお決まりのユーザー登録を済ませ、論文を自分のライブラリに追加します。追加する方法は様々ですが、今回はBookmarkletを使ってみました。Bookmarkletが対応できるサイトは数多く用意されていますが、ISI web of KnowledgeやGoogle Scholarのように対象外のサイトもちらほら。どうしても上記のサイトで利用したい場合は、Advanced bookmarkletsという開発版のものを使う方法があるようです。とりあえずは通常のものを利用して、ScienceDirectからいくつか論文を読み込んでみました。
まだ数件の論文しか登録していないので使い方や使い心地について詳しく書くことはできませんが、印象としては論文用ソーシャルブックマークサービスといったところ。登録した論分情報は基本的に一般公開されるので、だれもが自分の論文データベースにアクセスすることが可能です。
公開されることに抵抗を感じなければ、citeulikeは論文データベースの共有に力を発揮してくれるはずです。当たり前の話になりますが、citeulikeはブラウザを通してオンライン上のデータベースを利用するため、MacやWindowsといったOSの違いを気にせずに誰もが利用することが可能です。先日とりあげたBibDeskの共有機能のように、同じアプリケーションを使っていなければ使えないようなこともありません。citeulikeを使えば、研究室内で容易に論文データベースの共有ができちゃうわけです。周りにBibDeskユーザがいないと嘆いていたのは何だったんだ。
ちなみに、citeulikeには自分と同じ論文を登録しているユーザを自動的に表示してくれる機能が備えられており、そのユーザの持つ他の論文を探ることで新たな論文を発掘することが可能です。これが結構楽しくて、今まで知らなかった論文に出会えることが多々あります。なにせ世界中のユーザが対象になるわけですから。ローカルな共有にこだわるよりも、世界に目を向けた方が自分にとっては有益なんだよね。
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